これまでの歩み
1970年5月から2001年5月まで株式会社写研の写真植字書体の原字デザインを19書体制作する。


ナールL 石井賞コンテストで1位となった文字です。見出し用、本文用に使われています。
特徴は細線で丸みのある曲線と、正方形に対し文字の面積が大きくなっていることです。


ナールD ナールLを中太にしたものです。新聞、雑誌、テレビ画面、看板、国道道路標識など現在も大変広く使われている書体です。

ゴナU 
角ゴシック系の書体で最も太い書体です。特徴は一本の線が窪みのない均等の直線としたことです。
これによってアルファベットと併用しても違和感が出ません。作ってから20年以上になりますが、現在も新聞広告、雑誌広告、テレビ画面、映画スクリーン、各種の看板にかなりに使われている書体です。特に、ゴナDB(中太)は、新幹線駅構内表示看板や私鉄駅に広く使われています。


ナカフリーL 
フリーハンドの書体です。ペンやサインペンで書いた感じを雑誌、テレビ画面で使われています。手書きの感じを出したい所に向きます。Dはハガキ、封書の宛名及び本文書きなどに敵する書体です。

ファン蘭B 
これは、発注者側からの指定字形にもとずいて、一書体を作ったものです。特徴は横線が太いこと、角が丸いことです。文字群の中に入るとよく目立つ文字です。

ナミン 
デザイン感覚を強調した文字です。特徴は、線質や切り口、線と点とハライなどでコントラストをつけてリズムと面白みを狙った書体です。写真週刊誌などによく使れています。

ナカゴしゃれ
 装飾的な特徴を目指した書体です。黒線の中に白線を適度に入れることでリズムと個性を出しました。カラー印刷で一字の中に2-3色色を変えると、きれいさが出る文字です。大きく使うと効果的です。

ナカミンダB 
明朝系の書体に入ると思いますが、線質を現代風な図形的にすることで
ドライなイメージを目指した書体です。ポイント的に使うと効果的になります。

2001年から2003年まで株式会社エム・ピー・シーの書籍看板フォントCD-ROM用、原字デザインを2書体制作する。

ハイパースクエアU 直線で作った文字で、印象強く目立つ文字です。
 
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